カテゴリ:ART( 4 )

明月能

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毎年大阪の高槻市で催される「明月能」。
能楽堂ではなく劇場開催なので
能鑑賞が初めての私には、敷居が低く気軽です。

番組は
仕舞 片山幽雪さん   「実盛」
狂言 野村萬斎さん  「名取川」
能  片山九郎衛門さん 「葵上」

続きはこちら…
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by smile-sweet | 2011-11-13 22:00 | ART

レンブラント展

西洋美術館で開催されている
「レンブラント展」へ行って来ました。
銅版画が主軸の展覧会です。
レンブラントといえば、闇の印象が強く苦手な方でしたが、
使用する紙や技法を変えて試みる作品が並び
こんなに意欲的だったのかと、イメージが変わりました。
まるで釉薬の研究をする陶芸家のよう。
試行錯誤しながら、どこか楽しんで
表現を探っているように思えました。

版画の作品で最も心を奪われたのは
「3本の十字架」キリストの磔刑場面です。
(キリストの命が消える前後の4点が展示されていました)

作品を少し離れて観ると陰の部分が目立ちます。
どうして人の顔よりも深く陰に手をかけているのだろう。
潜んだ闇の怖さを感じます。
しかし、作品に(キリストに)近づくと光の中に入ってしまう。
キリストのそばにいる人たちの輪郭がはっきり見えない程の
強く眩しい光の中へ入ってしまいます。
その光も処刑後になると弱まり
闇が広がっていきます。目が光を求めます。
光で表されるキリストの生命や希望が
荒く激しい闇に満ちていき、暗くなっていくのです。

1枚の版を刷り終わり後に手を加えていった作品ですが、
ドラマチックに観ている者の胸を打ちます。

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(キリストが死ぬ瞬間若しくはその直後の第3ステート)

他にも
「ヘンドリッキェ・ストッフェルス」
内縁の妻を描いたものにハッとしました。
全体的に柔らかな中、目は他よりも繊細で
潤んだ瞳が、彼女の心を映しているようでした。

また、展覧会があったら観たいと思うレンブラント。
上野から帰る時、集中力を使い果たしたようで
フラフラになってしまいました。
観てから2日経った今ですが、
未だ作品を思い出すとドキドキします。
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by smile-sweet | 2011-05-07 22:00 | ART

ゴッホ展

六本木で開催されているゴッホ展へ行きました。
ゴッホの生涯や自身の画法を得る過程が分かりやすく展示されていました。
弟テオへの手紙もあり当時の心情が見え隠れします。
健全なものへの憧れと純粋なまでに苦しい自己追求、それ故の力強さ。
色んなことを感じる展覧会でした。

作品では「サン=ミレ療養院の庭」が美しく印象的でした。
ウェットインウェットで描かれ、作品を照らすライトの光が油彩の溜まりに反射し、
木々の輝きが色によるものと光によるものの2種あり、
本当にキラキラして見えました。
少なくともこの絵を描いたとき、
ゴッホの心は静かに自然を感じたのでは、と思います。
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by smile-sweet | 2010-12-05 22:00 | ART

ルーシー・リー

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小さい頃、手芸をする母の横でボタンの瓶をひっくり返しては
1つ1つ眺めて並べるのが好きでした。
小さなボタンが宝石のようで、また可愛くて
にんまりご満悦にしていたものです。

今日、あの時にタイムスリップするようなことがありました。
それは、ルーシー・リー展。
暗い展示室、ガラスケース内に綺麗に並べられた小さなボタンたち。
キラキラ光るルーシーのボタンたちはまさに宝石そのもの。
心が躍り、ボタンを見ては、わー綺麗、これが良いなと呟いて
いつの間にか、これが1番好き、なんて思ったりして…
小さい頃のあの感覚が戻ったようでした。
ルーシーにとっては商業的なボタン製作ですが、
しあわせを感じさせてもらいました。

もちろん、陶器も素敵です。
青釉鉢やピンク線文鉢、白釉花器など1つ1つが洗練され
ため息が出るほどの美しさ。
試行錯誤の末に生まれた作品たちは
晩年になるにつれ、気品と優しさに満ち溢れていました。

「窯を開けるときはいつも驚きの連続なのよ」

「陶器の制作は私にとって冒険である。
新しい制作はすべて新たな始まりである。」

という彼女の言葉と姿勢に心打たれました。

小さい頃のトキメキから凛と意思を貫く女性への憧れまで
感じる素敵な展覧会でした。
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by smile-sweet | 2010-05-20 22:00 | ART


口の端が上がるのが好き。


by smile-sweet

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